神奈川県立図書館(横浜市西区紅葉ケ丘)で9月14日より、2009年の横浜開港150周年に向けて「神奈川県民にとっての横浜開港」をコンセプトとした所蔵資料の展示「幕末・開港・維新 ~神奈川の体験~」が開催されている。
同展は、横浜だけでなく神奈川県域を対象に、開港をはさむ前後40年程度(天保期~明治10年ごろ)に起こった社会変動に伴うさまざまな事件、人々の暮らしの変容、開港場横浜の世相や風俗を紹介するもの。
作品は「横濱海岸各國商舘圖」(3代広重作)などの浮世絵を中心とした作品10点のほか、写真「生麦事件の現場 」(ペアド撮影)やパネル、新聞などを展示する。
開催は9時~19時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。休館日は月曜。10月10日まで。