9月12日、BankART1929Yokohamaホールにて「横浜トリエンナーレ2005第3回作戦会議」が行われた。同会議は来年開催の「横浜トリエンナーレ2005」を市民の立場から街全体で盛り上げていくための応援企画や市民広報活動、本展ボランティア活動を行うにあたっての具体的な話し合いの場となるもので、70人の参加があった。会議では、本展ボランティア活動チームと市民広報チームからの活動紹介と、9つの応援企画のプレゼンが行われた。横浜トリエンナーレ2001で開催した、身体に障害のある芸術家の作品展覧会「スーパーピュア」をはじめ、アートNPOによるアートイベント企画や、フリーマーケット型のアートTシャツイベント、QRコードを活用した情報の配信企画、アートカフェの提案など、さまざまな立場からの企画提案がなされた。生ごみを用いて横浜の港に循環型の畑をつくるプロジェクト、学生版トリエンナーレの開催など、学生からのユニークな企画提案も目立った。なお、財団法人横浜市芸術文化振興財団では「平成16年度横浜トリエンナーレ応援企画(仮称)事業提案」を募集中で、平成16年10月中旬から17年2月までに横浜市内で市民向けに行うトリエンナーレ関連事業に対し、選考の上事業資金の一部負担(上限30万円)をする。問い合わせは、同財団(担当:伊勢田・野田、TEL 045-682-2015)まで。財団法人横浜市芸術文化振興財団 トリエンナーレ作戦会議のページ