BankART Studio NYK(横浜市中区海岸通3)と神奈川県立青少年センター(西区紅葉ヶ丘)で10月5日より、今年101歳を迎える現役舞踏家大野一雄さんのダンス公演代表作「ラ・アルヘンチーナ頌」の初演30周年を記念したイベント「大野一雄フェスティバル2007」が開催されている。
全身白塗りで「人間の内面」を表現する踊りで独自のスタイルを確立する大野一雄さんは、1906年10月27日生まれで横浜在住の舞踏家。フェスティバルでは1977年に初演された「ラ・アルヘンチーナ頌」の関連資料展示のほか、韓国現代舞踊の第一人者キム・メジャ(金梅子)さんと舞踏家で大野さんの息子慶人さんによる公演「Fleur de printemps, line d'automne」、そのほか、インドネシアを拠点とする「ビモ・ダンス・シアター」 と韓国を代表する「チェムソリ・ダンス・カンパニー」の2つのダンス集団を招き、日本の舞踏家との共同公演「アジア・トライ」を開催する。
10月21日まで。
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