関内のクラブバー「THE NINE」（横浜市中区相生町）で10月14日、約40種のラム酒が試飲できる「YOKOHAMA RUM Festival 2007」が開催される。

　市内のバーテンダーを中心に企画された同イベントは、サトウキビを原料として作られる、西インド諸島発祥の蒸留酒「ラム」の認知度を高める目的で行われるもので、開催は今回が初。

　会場には、約60種類のラム酒や、ベースにラムを使用したカクテルの販売カウンターと、ビンテージラム「サンティアゴデクーバ11年」やコニャック樽で熟成させた「セントエティエンヌVSOP」など希少価値の高いラム酒を多種無料試飲できるブースを設ける。

　そのほか、ステージでは約450種のラムをそろえる東京吉祥寺のバー「スクリュードライバー」のオーナーバーテンダー海老沢忍さんを招いてラム酒に関するトークショーを開催するほか、ラテン・ジャズバンド「herb notes」によるドラム缶から作られた打楽器スティールパンを使用した演奏や、R＆BシンガーEmiさんのライブを行う。

　イベントを企画した横浜野毛のバー「ONE MANY（ワンメニー）」オーナーの小宮山隆浩さんは「最近サトウキビなどを発酵させて生産される燃料『バイオエタノール』の需要増加に伴い、ラムの価格が高騰するのではないかと言われている。それを前にこのイベントを通してたくさんおいしいラムを味わってもらいたいという気持ちも込めてラム好きのバーテンダーが集まって企画した。来年7月には規模を拡大して開催を予定している」と話している。

　開催は14時30分から。入場料は前売りのみで2,800円（2ドリンク付き）。問い合わせはONE MANY（TEL 045-241-2504）まで。

THE NINE