NPO法人法人リヨン・横浜交流会(横浜市中区住吉町)は10月14日から、フランスに関わる横浜名所巡りや150年前のフランス家庭料理を紹介する「リヨン・横浜マリアージュ」を実施している。
同イベントは、2009年に迎える横浜開港150周年と横浜・リヨン(フランス)の姉妹都市提携50周年を記念して企画されたもの。市内の名所巡りのほか、150年前にリヨンで作られたレシピを再現したフランス家庭料理を提供する。
当日は、幕末から明治初期にかけてフランス軍が駐屯したという港の見える丘公園の一画「フランス山」やフランス領事館、保税倉庫だった赤レンガ倉庫、フランス語学校跡の見学コースをNPO法人横浜シティガイド協会による解説とともに巡る。コースの最後にはパリに本拠を置く日仏料理協会が経営するフランス料理レストラン「リパイユ・エクスキーズ」で、茹でた豚足にマヨネーズベースの「レムラード」ソースを添えたものや、オニオングラタンスープ、牛肉のパイ包みなど150年前にリヨンで食べられていた料理を提供する。
同レストランの担当者は「レシピはリヨン市からプレゼントされたもので、再現するにあたって現在でも親しまれているメニューが多数あったので驚いた。シンプルな味付けも特徴」と話している。
今後の開催は21日・28日・11月4日の10時~14時。参加費は、3,000円。