横浜市は10月19日、みなとみらい21・中央地区の43街区にIT・情報サービス「CSKグループ」が開発事業予定者に決定したことを発表した。
同敷地に延床面積約84,330平方メートルで地上32階地下2階、高さ155メートルのビルを建設。「CSKグループ」(本社=東京都港区)の本社が移転する。CSKホールディングスほかグループ企業十数社や、レストランなどの商業施設、子ども向けのワークショップの拠点などの文化施設が入居する予定。オープンスペースも設けられ市民交流の場として活用されることが期待されている。就業人数は約3,000人を想定。着工は2009年7月ごろ、2011年12月竣工予定。総事業予定費は約430億円。
同社の広報担当者は横浜への本社移転ついて「ビジネス拡大に伴い、現在の場所では手ぜまになり移転を考えていた。みなとみらい地区は都内に比べ土地賃料の変動リスクが少ないうえ、将来性のある土地柄が決め手になった」と話している。