伊藤忠商事とシティトラスト信託銀行が中心となって運営する横浜デザインセンターは、横浜市が所有するみなとみらい21地区の42街区(新高島駅前)に大型商業ビル「リーフみなとみらい」を建設、23日にオープンする。日本初の公有地における商業ビル開発型証券化事業として注目が集まる。建物は地上12階、地下4階、高さ約70mの大きさで、隣接するグランモール公園に面してアトリウム空間を設ける。1~3階には「モンベルクラブ」や「フェールラーベン」といったアウトドアブランドの店舗、また「カフェデュモンド」などのレストランが出店。4~12階はIDC大塚家具の神奈川県下最大級のショールームとなり、JR横浜駅前の「横浜ショールーム」とあわせて今期85億円の売上高を見込んでいる。地下には駐車場のほか、東京電力の変電施設が設置される。