急な坂スタジオ(横浜市西区老松町、TEL 045-250-5388)で11月18日、来年1月に横浜を舞台にした音楽作品「音楽映画・横浜」の公演を控える作曲家・安野太郎さんによるトークショー「マンスリーアートカフェvol.12 音楽映画・横浜 プロジェクト・デモンストレーション」が開催される。
安野さんが昨年から取り組んでいる「音楽映画」は、特定の地域を撮影した映像をテキスト化して言葉の発声による音楽作品で、画面に映った文字をそのまま読んだり、人の姿や動きを文章で描写するもの。これまで「山手線」「三宅島」「名古屋」を題材に作品を発表し、ユニークな観点が話題を呼んだ。現在、横浜・寿町などで撮影中だという「音楽映画」横浜バージョンは、16人の出演者を公募して、旧桜木町駅舎「創造空間9001」で公演される。安野さんは同作品について「普段の横浜が『音楽映画』というフィルターを通すと、これまでと違った新しいものに見えて来るのでは」と話している。
イベントでは安野さんが横浜バージョン公演へ向けての抱負を語るほか、「音楽映画」のパフォーマンスも行われる。
開催は17時30分から。入場料1,000円(1ドリンク付き)。イベント参加申し込み・「音楽映画・横浜」出演者公募については同施設サイトから。