横浜観光コンベンション・ビューローは12月4日より、市内4カ所の観光案内所でテレビ電話を利用した韓国語と中国語の通話システムを導入する。近年増加傾向にある東アジアから横浜への訪問者に快適に滞在してもらおうと受け入れ環境を改善する。
同サービスは、JTBが運営する通訳サービス「エンジョイジャパン多言語サポートサービス」を利用して、コールセンターで待機する通訳者と観光案内所をテレビ電話で結び、来訪者を交えた会話で観光案内を行うもの。
昨年度の観光案内所全来訪者数の約7.5%が外国人で、これまで英語での案内のほか、世界30カ国語対応のインターネット端末を設置するなど外国人観光者の受け入れを行ってきた。昨年度には東アジアからの横浜訪問者数が42万人を超え、観光案内所によるとここ数年で韓国語や中国語での問い合わせが増えたという。2010年には羽田空港再国際化を控え、さらに増加する見込み。
実施は、桜木町観光案内所、横浜駅観光案内所など市内全案内所。受け付けは9時~19時(産業貿易センター観光案内所のみ17時まで)。