映像作品の保存・活用を行う「ミアカビデオアーカイブ」(横浜市中区日本大通)は12月4日より、同団体が拠点とするZAIMでアーティスト200組の作品を紹介する「オープン・ビデオ・ライブラリー2」を開催している。
同イベントは、同団体が所蔵する美術映像作品と市原研太郎さん(美術評論家・京都造形芸術大学教授)ら推薦者5人による推薦作品250作を、参加者が自由に視聴できるもの。開催は2回目。
参加アーティストは、ドイツビデオナーレ11(2007年)などで国際的に活躍する京都の若手アーティストグループ「アンテナ」や、北京で活躍するアーティスト・宋冬(ソンドン)さんらのほか、日本初公開となるアーティスト・エイドリアン・パチさんや北京を拠点に国際展で活躍する若手作家・?瀧斐(ツァオ・フェイ)さんら。
同団体の長谷川仁美代表は「美術系映像作品は、美術展などに足を運んでも上映時間が分からなかったり、見逃してしまうことが多いという声をたくさん耳にしたのが企画のきっかけ。自分の部屋にいる感覚で、ソファに座り、好きな時間に好きな作品を見ることの出来る貴重な機会なのでぜひ遊びに来てほしい」と話す。
開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。入場料は500円(飲み物・菓子付き)。12月10日まで。