国際協力機構(JICA)横浜国際センター(横浜市中区新港、TEL 045-663-3251)で1月12日、今年5月に横浜で開催される「アフリカ開発会議」に向けて「一日アフリカ体験」を開催する。
イベントは広くアフリカを身近に感じてもらおうと企画されたもの。アフリカの独特なリズムが特徴のわらべ歌を通してガーナの子どもたちが実際に現地で楽しんでいる遊びを学ぶワークショップや、プロのパーカッショニストを招いてアフリカを代表する打楽器「ジェンベ」の演奏とワークショップを開催するほか、童謡「アイアイ」に登場するマダガスカルのサル「アイアイ」のイラスト塗り絵コーナーを設けるなど子どもと共に体験できる催しを開催する。そのほか、セネガルの小学校支援を目的とした「バオバブの会」のディウフ・エル・ハッジ・マサンバさんを招いてセネガルと日本の教育の現状比較や、途上国における教育の重要性についての講演も。
参加無料。イベントの詳細スケジュールは同団体サイトから。
アフリカ開発会議(TICAD)は、日本政府が国連、世界銀行等と共催するアフリカの開発をテーマとする国際会議で、これまで、1993年から5年に1回、東京で開催され、今回横浜で2008年5月28日から30日まで行われる会議が東京以外の都市では初めての開催となる。
2003年の第3回会議では、アフリカ諸国のほか欧米の援助国、アジア諸国や国際機関など89か国、47機関から24名の首脳を含む1,000名以上の参加者があり、日本の外交史上類を見ない規模の国際会議となった。