横浜市及び国土交通省関東地方整備局、関東運輸局、東京都、川崎市は、7月23日に京浜港がスーパー中枢港湾に指定されたことを受け、社会実験の統括母体「京浜港スーパー中枢港湾プロジェクト推進協議会」を設立し10日、横浜市内で初会合を開いた。同協議会は、横浜市の安武啓揮港湾局長のほか、川崎・東京の各港湾局長や関東地方整備局副局長・運輸局次長から構成され、先導的な社会実験や各港の連携強化などについて検討する。また今後、下部組織として「横浜港社会実験協議会」(仮称)を設置し、効率的運営に向けたシステムの実験などに取り組んでいく。スーパー中枢港湾は、コンテナ港湾の国際競争力を重点的に強化するため国が指定し、実験的、先導的な施策の展開を官・民連携の下で行うことによりアジア主要港湾を凌ぐコスト・サービスの実現を図ろうとするもの。横浜市港湾局 スーパー中枢港湾への取り組み