そごう横浜店(横浜市西区高島)で1月15日~21日、東京・中目黒にある洋菓子店「カフェ・ドゥ・ヴェルサイユ」(東京都目黒区)のチーズや野菜を使用した食事用パウンド・ケーキ「ケーク・サレ」を期間限定で販売する。横浜での販売は初めて。
直訳で「塩ケーキ」を意味する「ケーク・サレ」は、食事に組み合わせて食べることができる新しいタイプのケーキとして10年ほど前からフランスで話題となったもの。日本では昨年10月にオープンした「カフェ・ドゥ・ヴェルサイユ」で初めて本格的に商品を開発、販売を開始した。「キッシュとパウンドケーキの間」という今までにない食感が20~40歳代の女性を中心に人気を集めている。
同商品は、「健康的なケーキ」としても工夫され、野菜をふんだんに使用し、塩分はチーズのみ、卵はキッシュの3分の1で、ひまわり油かオリーブ油を使用しているのが特徴。メニューは、ずわい蟹とブロッコリーのマヨネーズ風味ケーキ「ケーク・ド・ロセアン(1,260円~)、焼玉葱とベーコン、マッシュルームのケーキ「ケーク・ダルザス」(1,050円~)、栗と蜂蜜のケーキ「ケーク・オ・マロン」(1,260円~)など。
「カフェ・ドゥ・ヴェルサイユ」の井上薫さんは「以前、フランス人料理人が試食して、本場のものより種類がたくさんあり、おいしいと評価をもらった。新しいだけでなく、味にも自信がある。この商品は横浜テイストに非常にあっていると考えており、今後も横浜を最重要拠点として販売計画を立てていきたい」と話す。