横浜・山手西洋館など周辺施設で2月1日より、地域団体や同エリアにある学校の生徒が参加して作品展示やコンサートを行う「横濱山手芸術祭」が開催される。
イベントは、音楽や美術、演劇などさまざまなジャンルの作品をアート関連NPOや地域団体が連携して展示・発表する総合芸術祭。山手地区にある学校の生徒による美術作品発表の場として企画されたのが始まりで、開催は今年で2回目。山手特有の歴史と地域資源を生かし、総合的な芸術祭の開催により、地域活性化と地域文化振興を目指す。
フェリス女学院中学・高等学校やサンモール・インターナショナルスクール、横浜市立元街小学校など11校の生徒による美術作品を山手西洋館5館と大佛次郎記念館で展示。そのほか、NPO「横浜市民アクト」による朗読とリュート演奏によるシェークスピア劇上演、浅見慈一さん(観世流シテ方能楽師)や長谷部一郎さん(チェリスト・東京都交響楽団員)らによる「能の仕舞と無伴奏チェロ曲」などを開催する。
開催は3月2日まで。問い合わせはベーリック・ホール(TEL 045-663-5685)まで。