ZAIM(横浜市中区日本大通)で2月3日、エコをテーマにした美術展「ECO@ASIANISM(エコアジアニズム)」の一環で、川田龍平さん(参議院議員・環境委員)らを招いてシンポジウムが開催される。
同イベントは、日本・韓国・中国のアーティストが参加してエコをテーマに展覧会、シンポジウム、パフォーマンスなどをZAIMなど3カ所で開催するもの。画家の増山麗奈さんを中心に企画され、開催は今回が初。東京・銀座の会場では1月28日~2月9日、森下泰輔さん(日本)や牛安さん(中国)、イ・スンエさん(韓国)ら各国のアーティストによる展覧会を開催。横浜・ZAIMでは2月3日、パネリストに川田龍平さん、志葉玲さん(環境ジャーナリストの会理事)を招いて「原発」や「中国の環境破壊」などをテーマにシンポジウムを行う。そのほか、増山麗奈さんらによるパフォーマンスも。
今回キュレーターも務めた増山さんは「イベントは、地球温暖化や自然破壊を起こしてきた欲望資本主義を追いかける文化や経済の流れを変えたいと思い企画した。特にアスベストや青森県六ヶ所村核の再処理工場稼働に関する問題には力を入れている。アートとエコロジーをアジアから発信することで、地球の隅々までお互いに影響を受け合う、循環型社会を築きたい」と話す。