横浜赤レンガ倉庫1号館(横浜市中区新港)で1月25日、「クリエイティブシティ(創造都市)」を推進する中間支援組織に焦点をあて、オランダから講師を招いてシンポジウム「クリエイティブシティ・ヨコハマの展望-多様な主体による推進事例を海外に学ぶ」を開催する。
シンポジウムでは、「クリエイティブシティ」に関して民間非営利団体などによる活動が盛んなオランダの事例を紹介するほか、横浜における中間支援組織の活動のあり方について意見交換を行う。横浜市は、芸術文化の持つ創造性を生かした街づくり「クリエイティブシティ・ヨコハマ」構想の一環で、2005年度から海外交流事業も展開し、中間支援団体の中から公募で選ばれた4団体をオランダ、ドイツに派遣している。今回は、視察参加団体による視察結果を踏まえた行動計画発表も行う。
会場には、アムステルダム市で「創造的産業育成プラン2005-2008」を立案・実施したロバート・マライニセンさんによる「クリエイティブシティの最新事情~オランダの取組~」や、「政府と業界を債務から救い出す専門家」として活躍するエヴァ・デ・クラークさんによる「オランダにおける芸術文化再生プログラムの実践」などの基調講演を行うほか、後藤和子さん(埼玉大学教授)、川口良一さん(横浜市開港150周年・創造都市事業本部長)らも加わりパネルディスカッションを開催する。
開催時間は14時~18時。 入場無料。
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