よこはま市民メセナ協会(横浜市神奈川区鶴屋町)はZAIM(横浜市中区日本大通)で2月2日、創立10周年を記念して「文化芸術」についてのトークイベント「市民メセナの明日に挑む!」を開催する。
同協会は、企業による文化・芸術活動を支援する活動「企業メセナ」が盛んだった1995年に、市民の手で芸術を身近なものにしようと有志によるボランティア団体「よこはまメセナ研究会」として発足。その後1998年4月に「よこはま市民メセナ協会」に改称し、イベント企画・運営などに関する市民プロデューサー育成講座や、文化芸術イベントの運営など文化支援活動を行ってきた。今回開催されるイベントでは、吉原すみれさん(打楽器奏者・武蔵野音楽大学教授)と大西一郎さん(横浜未来演劇人シアタ-・製作総指揮)を招いて、トークショーのほかパーカッションコンサートを行う。
同協会・西田由紀子会長は「10年前は、メセナといえば企業が行うものとされていたが、近年は協会の会員も増え、徐々に『市民メセナ』という活動が認知されてきたと感じている。企業と違って、金銭面での援助はできないが、アイディアを生かし、労力を割いて横浜をより芸術を身近に感じることできる街にしたい」と話している。
開催時間は14時から。
よこはま市民メセナ協会