2008年度の「横浜観光親善大使」の選考会が1月26日、横浜市開港記念会館(横浜市中区本町)で行われ4人の女性が大使に選ばれた。
「横浜観光親善大使」は自らの特技や経験を生かして、観光宣伝や横浜市の行事などに参加し横浜のイメージアップに努める「PRパーソン」で、2002年まで50代続いた「ミス横浜」がその前身。18歳以上の横浜市民であれば、男女を問わず誰でも応募できる(高校生は除く)。
2008年度の募集では、市内に住む19~76歳までの90人(男性6人、女性84人)が応募。横浜の市政や観光に関する知識を問う筆記試験や面接試験を経て「大使」を選んだ。6代目となる親善大使はフェリス女学院大学3年生の青井里紗さん(22歳、泉区在住)、東京外国語大学2年生の日野美奈さん(20歳、戸塚区在住)、IT系企業会社員の永田紗弥佳さん(27歳、港北区在住)、横浜国立大学2年生の副島優子さん(20歳、神奈川区在住)の4人。審査結果について横浜観光コンベンション・ビューロー常務理事の岡本孝夫さんは「今回は、中国語が堪能な方やフラメンコが得意な方など、躍動的で国際性の高いことが決め手となり4人が選出された。横浜開港150周年を前に例年より活躍する場が多くなるので、よりいっそう国際都市横浜をPRしてほしい」と期待を寄せる。
自己PRで横浜へのラブレターを発表したという日野さんは「東国原宮崎県知事に負けないぐらい、横浜の魅力をアピールしていきたい」と抱負を話した。