中華街老舗バーの1kg超メガバーガーが話題-ウインドジャマー

500グラムの国産ビーフを使用した直径30センチの「特製司令官バーガー」

500グラムの国産ビーフを使用した直径30センチの「特製司令官バーガー」

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 中華街の老舗ジャズバー「ウインドジャマー」(横浜市中区山下町、TEL 045-662-3966)の特製「巨大ハンバーガー」が昨今の「メガ食品」ブームの中、話題を呼んでいる。この総重量1キロ以上という巨大バーガー目当てに来店する客もいるほどで、最近では遠く台湾からも取材に訪れたという。

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 同店名物の「特製司令官バーガー」は500グラムの国産ビーフと400グラムのバンズ、300グラムのタマネギ、トマト、レタスを使用した直径約30センチ、総重量約1.2キロにも及ぶメガバーガーで、価格は2,940円(別途サービス料)、1日3食限定。香辛料と塩などでシンプルに味付けされた炭火焼ハンバーグと、ピクルスやマスタードなどがミックスされた特製トマトソースで、飽きのこない味に工夫されている。同店マネージャーの金子浩さんは「これまでおひとりで完食できたのは男性の方1名様だけ。通常は、4~5人で召し上がることが多いですね。やはりオーダーされると、周囲の注目の的になっていますね」と話す。

 もともと同店はハンバーガーが売り物のメニューの一つで、これまでも210グラムというアメリカンサイズの「炭火焼きキャプテンズバーガー」が人気だった。「特製司令官バーガー」は、同店のアメリカ人オーナーのジミーさんが「話題になるような面白いメニューを」ということで、2年前に考案したもの。直径30センチものハンバーグを崩さずに焼き上げるのは至難の業で、試行錯誤が重ねられたという。総料理長の福士誠さんは「秘訣は肉を1日寝かせること。肉が締まって崩れにくくなる。でも、最終的には熟練の技(笑)。もちろん量だけでなく、味にも自信があります」と話す。

 1972年オープンのウィンドジャマーは、横浜のバーのメッカ・中華街でも30年以上の歴史を誇る老舗バー。19世紀の帆船をイメージしたインテリアや毎晩行われるジャズライブなど、横浜らしさを感じさせるバーとして人気。テレビドラマのロケに使われるなど、横浜の観光スポットとして全国的にも知られている。また、カクテルも豊富で常時2000種類以上が用意され、カクテルの定番「ジャクター」は同店で考案されたもの。

ウインドジャマー(ぐるなび)「横浜らしさ」を残す最後の空間? 深夜の中華街を彩るバーの魅力(ヨコハマ経済新聞)

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