「振動スピーカー」のデザイン開発ワークショップ

昨年のワークショップで制作された家庭用サウンドシステム「SUPPER(サパー)」。写真は、昨年10月のデザインフェスティバル「デザインタイド」で発表した時の様子。

昨年のワークショップで制作された家庭用サウンドシステム「SUPPER(サパー)」。写真は、昨年10月のデザインフェスティバル「デザインタイド」で発表した時の様子。

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 デザインによる新たなものづくりとビジネス創出を目的としたプロジェクト「Yイノベーションセンター」(横浜市中区日本大通)は2月16日より、ZAIM(中区日本大通)で若手デザイナーを募集して「Creative by Yokohama デザイン ワークショップ」を開催する。横浜市が推進する「創造都市横浜推進事業」の一環。

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 ワークショップでは、音響機器「振動ユニット」を利用したデザインを課題に、専門家の解説やデザイン評価会を行う。「振動ユニット」は、スピーカー本体を他の物体に接触させ、物体を響かせることで音を再生する「振動スピーカー」の基となるもの。従来の製品を進化させ振動板をフラットにした高音質「振動ユニット」を開発した「田口製作所」(戸塚区)の田口和典さんが解説を行うほか、同製品を用いたデザインの可能性を話し合う。ワークショップで提案された製品デザインは、サンプルとして製作し、市場に向けて開発を行う予定。

 主催するCreative by Yokohamaプロジェクト企画メンバーの岡田智博さん(クリエイティブクラスター理事長)は「デザイナーが実際に最新技術に触れ、機能を理解した上でデザインできるよい機会。広く若手デザイナーが集うことで大企業の製品に比べて、よりユニークなものが生まれることを期待している」と話す。

 ワークショップ開催日は2月16日・23日で、両日とも同プログラム。開催時間は13時~18時。そのほか、3月1日には提案デザイン評価会、3月29日~26日はワーキングデザイン発表会を行う予定。参加無料。申し込みはサイトから。

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