山下公園(横浜市中区山下町)で3月2日、人工太陽を設置して星型の木漏れ日を作るユニークなアートイベント「こもれびの咲く夜」が開催される。主催は、芸術と社会を結ぶ担い手の育成を行う「アート・イニシアティヴ・シティ実行委員会」で、芸術家・木村崇人さんによるアートマネージメント講座の一環。
会場には、高さ約20メートルの高所作業車に星型の光源を設置。公園内の木々を照らすことで、星型の木漏れ日を表現する。作品は、小さい穴を通った光が反転して映し出される「ピンホール現象」を利用したもので、葉と葉の隙間が天然のレンズになって光を集め、星型の人工太陽を地面に映し出す仕組み。
同委員会では昨年12月より越後妻有トリエンナーレ(2006年)で同作品を発表した木村崇人さんを講師に招き芸術文化に関するイベント運営ノウハウの講座を開催しており、今回はその成果発表となる。
会場は、山下公園芝生広場・大さん橋ふ頭側。開催時間は18時~20時。入場無料。
こもれびの咲く夜木村崇人公式ホームページ横浜でアートイベント運営実践講座-講師に木村崇人さんら(ヨコハマ経済新聞)山下公園に「ハッピーローソン」-子育て応援コンビニ(ヨコハマ経済新聞)