日本ビクター(横浜市神奈川区)は3月2日、パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい)で国際的ビデオ映像祭「TVF2008 in YOKOHAMA(第30回東京ビデオフェスティバル)」の発表・表彰式を開催する。
同映画祭は、プロ・アマチュアを問わない映像作品「市民ビデオ」のコンテストで、今年は世界各国から2,010作品が寄せられた。発表・表彰式では「優秀作品賞」30作品の中から「ビデオ大賞」「日本ビクター大賞」の2作品を発表するほか、映画作家の大林宣彦さん、作家の椎名誠さんら審査委員7人によるトークフォーラムなどを行う。前日の3月1日には、審査員が選んだ作品の上映や、ビデオ作家の小林はくどうさんらによるトークショーを開催する。
「TVF」は1978年にスタートし、表彰式は例年東京で行っていたが、横浜市の誘致により昨年から同地で開催されている。主催の日本ビクター本社が同市内にあることや、「映像による文化交流」「ビデオによる映像表現の可能性の追求」といった同フェスのコンセプトが、同市の掲げる「映像文化都市づくり」にマッチしていることなどが誘致の理由。同フェス開催で映像クリエーターが集い、同市の今後のコンテンツ産業振興につなげる狙いもあるという。
開催は3月1日=13時~18時、3月2日=10時40分~。入場無料
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