振動を利用した「発電床」の体験イベント「発電ナイト」が3月15日、ヨコハマNEWSハーバー(横浜市中区大田町)で開催される。
「発電床」は、板に小型発電機とLEDライトを内臓し、CO2を出さないクリーンエネルギー「振動力発電」を利用したもの。床上でステップを踏むとその振動で光る仕組み。音力発電(藤沢市)が開発したもので、今後駅の改札口や、道路なでの利用が期待されている。
イベントでは、写真家・内藤忠行さんや、ビジュアルアーティスト・michiさんが空間を演出するほか、DJ・AKIHITO MIYAMOTOさんや、DJユニットmarginalからSAKAIさんが出演。フロア内のおよそ畳3畳分のスペースに「発電床」(約300×210ミリ)を48枚並べ、来場者が床上で踊るとライトアップされる仕組みになっている。さらに、タップダンサーLilyさんによる「発電タップダンス」も披露される。
同実行委員会代表の関根健次さんは「このイベントは音楽で踊ったエネルギーを電力に変えて発電するという、普段の生活の中で失われているエネルギーの有効活用を体験できるイベント。振動力だけに限らず、太陽光や風力などクリーンエネルギー発電を考えるきっかけになれば」と話す。
開催時間は19時~22時。料金は前売り=3,000円、当日=3,500円(フリードリンク・軽食付き)。