社会的課題をビジネスとして解決する「ソーシャル・ビジネス」に関するフォーラムが3月26日、BankART 1929 Yokohama(横浜市中区本町)で開催される。主催は「社会的企業家(ソーシャル・アントレプレナー)」を支援するNPO法人ソーシャル・イノベーション・ジャパン(SIJ)、創造都市横浜推進協議会と横浜市。
同フォーラムは、環境・福祉・教育・途上国問題などの社会的課題を、ビジネスを通して解決する「ソーシャル・ビジネス」について考えるもの。
第1部では、SIJ代表理事の谷本寛治さん(一橋大学大学院商学研究科教授)や「エコロジーとエコノミーの共存」をテーマにメッセージ性の高い商品をプロデュースするThink the Earthプロジェクト理事長の水野誠一さんによる講演などが行われる。第2部では、「ソーシャル×クリエイティブ セッション」と題して、「エコ」「コミュニティ」「国際」「CSR(企業の社会的責任)」の分野で活動するゲストを招いての4つのトークセッションのほか、横浜市内で活動する社会的企業などの紹介や交流会が行われる。
同フォーラムを主催する横浜市開港150周年・創造都市事業本部の中野課長は「横浜市では、昨年7月に公民協働でクリエイティブシティ形成を推進する組織『創造都市横浜推進協議会』が、今年2月には企業連携により企画・提案を行っていく『クリエイティブシティ・ヨコハマ・企業ネットワーク』が設立され、企業が自由な発想で生み出すクリエイティブシティを目指した取り組みが本格化している。今回のフォーラムでは、横浜らしい創造的ビジネスの創出について考えてみたい。」と話す。
開催時間は第1部=14時~17時45分、第2部=18時~19時15分。参加費=2,000円。
ソーシャル・イノベーション・ジャパン(フォーラム詳細)クリエイティブシティ・ヨコハマ(横浜市開港150周年・創造都市事業本部)クリエイティブシティ推進で創造都市横浜推進協議会設立(ヨコハマ経済新聞)