京急グループの京急開発(東京都大田区)が横浜駅東口ヨコハマポートサイド地区に建設中のオフィスビル「横浜イーストスクエア」が4月19日、竣工する。
新設するビルは地上9階建てで、延べ床面積は約23,000平方メートル。窓ガラスに断熱・遮熱効果の高い最新の色付き複層ガラスや、周囲の明るさに応じて室内照明の光量を自動調整する「自動調光システム」を採用するなど太陽光を生かした省エネシステムを導入している。
フロア構成は、1階に駐車場とコンビニなどの店舗が出店するほか、2階~9階にオフィスが入居する。横浜駅「きた東口」から徒歩3分で、2009年度中には屋根付き歩行者デッキが直結する予定となっており、立地条件が良いことから現在90%の入居率となっている。建設費は約100億円。営業開始は5月7日。
ヨコハマポートサイド地区は、横浜駅東口の再開発地区にあり、神奈川区青木町、大野町、金港町、栄町地内の18.5ヘクタールの地域。隣接するA-3街区には三菱倉庫が商業棟「横浜ベイクォーター」を2006年に開業しているほか、2009年竣工をめどに現在高層オフィスタワーを建設中。