貿易都市としての横浜の発展を紹介する企画展「ハリスと横浜」が4月23日より、横浜開港資料館(横浜市中区日本大通、TEL 045-201-2100)で開催される。
同展は、1856年に来日した初代駐日アメリカ総領事ハリスの活動を中心に紹介するもの。1858年に神奈川・函館・長崎・新潟・兵庫の5港開港を取り決めた日米修好通商条約で、アメリカ側の立役者となったのがハリスだった。日本と欧米5カ国との通商条約締結150周年を記念して開催される。
会場では、条約締結交渉のため来日したイギリス・フランスをはじめとする各国の外交使節、その後に来日した初代駐日総領事らの記録や写真、絵、回想記などを展示。そのほか、日本国内に流布した条約の交渉過程や、横浜開港の情報を書き留めた古文、写真、地図なども合わせ約120点を展示する。
開催時間は9時30分~17時。入館料は、一般=200円、小中学生=100円。月曜、5月7日、6月3日、7月22日休館(5月5日、6月2日、7月21日は開館)。7月27日まで。