「シネマ・ジャック&ベティ」(横浜市中区若葉町、TEL 045-243-9800)で6月21日より、上映中止が相次ぎ話題になったドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」が公開される。県内での公開は初めて。
同映画は、日本在住の中国人監督、李纓(リイン)さんが終戦記念日に靖国神社に訪れる人々など10年間をかけて撮影した日中韓合同作品。刀匠が神社のご神体として「靖国刀」をつくる光景を交えて人々の思いを描いている。真のアジア友好を目指す合作映画として製作され、芸術文化振興基金と韓国釜山国際映画祭アジアドキュメンタリーネットワーク基金の助成作品に選ばれている。
同映画館支配人の梶原俊幸さんは「映画ファンの方の気持ちに応えるのが私たちの役目。全国での公開が進んでいることもあり、上映を決めた」と話す。
上映時間は12時50分~、18時~、20時35分~の3回。6月28日の初回は音声ガイド付き。料金は一般=1,800円、学生=1,500円、シニア=1,000円。7月4日まで。