横浜・函館・新潟・神戸・長崎の5都市の市民活動団体の代表者が集い環境問題について考える「環境市民会議」が6月14日、横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港)で開催される。5都市の開港が定められた「安政の5ヵ国条約」締結150周年を記念して行われる「ポート・タウン・フェスティバル」の一環。
同会議は「地球規模で考え、地域で行動する」という考えのもと、市民エコ行動を推進するもの。これまでの活動の中で蓄えてきた知識や経験を共有し、生かすために市民同士のネットワークを築こうと企画された。
会議は、温室効果ガス削減事業の一部費用負担で温暖化ガスの増減を差し引きゼロにする考え方「カーボンオフセット」に取り組む日本カーボンオフセットの代表理事末吉竹二さんによる基調講演や、東陽一さん(横浜自然観察の森)、榎本陽介さん(アースデイ函館実行委員会)、川上伸一さん(サイクルシティにいがた)、朝戸吉照さん(エコレンジャー・神戸)、宮原和明さん(環境ネットワークながさき塾)など、開港5都市の市民活動の実践者が集まり市民による環境行動や、都市間連携などについて話し合う。
ディスカッションの内容は、6月21日に行われる「開港5都市市長会議」に、市民からの提言として提出する予定。
開催時間は13時30分~17時。参加無料。