ヨコハマ経済新聞の今年上半期のPV(ページビュー)ランキングは、開港記念日の恒例イベントを紹介した「横浜開港祭、4,000発の花火で150周年カウントダウン」が1位となった。ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。
2位には横浜初の「猫カフェ」オープン、3位にはショートフィルム専門の常設映画館を備えたみなとみらいの新複合施設「Filmee(フィルミー)」がランクインした。上位10位のランキングは以下の通り。
1.横浜開港祭、4,000発の花火で150周年カウントダウン(5/16)2.中華街そばに横浜初の「猫カフェ」-観光名所として期待(3/2)3.ショートフィルム専門の常設映画館-みなとみらい新商業施設に(1/24)4.東横線「横浜~桜木町間」高架と旧桜木町駅の活用方針が決定(1/29)5.そごう横浜店の「からくり時計」が終了-老朽化を理由に(4/15)
6.馬車道にイベントスペース複合カフェ-自家焙煎コーヒーを提供(1/5)
7.横浜駅にフランス職人直伝ベーカリー、「京急クリームパン」も(2/8)
8.横浜東口に「横浜イーストスクエア」竣工-京急開発(4/11)
9.「氷川丸」リニューアル一般公開-オープン前に300人が行列(4/26)
10.みなとみらいにショートフィルム専門映画館-別所哲也さん設立(2/14)
1位の「第27回横浜開港祭」は、2009年の横浜開港150周年を盛り上げる6月2日開港記念日恒例の花火ショーで、同祭最大規模となる約4,000発を打ち上げたことなどで、注目度が高まったようだ。来場者数も昨年を1万人上回る約70万人を記録した。
話題の「猫カフェ」がついに横浜に進出し、2位となった「猫のまほう横浜石川町店」オープンは、観光スポットという立地からも広く猫好きからの人気を集めている。3位と10位にランクインしたショートフィルム専門の常設映画館は俳優の別所哲也さんが運営するみなとみらいの新しいアミューズメント施設で、6月には短編映画の祭典「ショートショート フィルムフェスティバル」が同館で開催されアクセス数を伸ばした。また、みなとみらい地区は昨年来街者数約5,000万人にのぼり、注目度も高く、今年4月に来場者数100万人を突破した「横浜アンパンマンこどもミュージアム」や、スターバックス併設の「TSUTAYA横浜みなとみらい店」などオープンを紹介する記事が引き続き高いアクセス数を記録している。