若者就職支援に取り組むNPO法人「ユースポート横濱」(横浜市西区北幸)は7月7日、就職活動と就職後の支援に特化したSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「ヤングジョブスクエアSNS」を開設した。
ユースポート横濱は、セミナーなどを通して就職支援を行う施設「ヤングジョブスクエアよこはま(YJS)」を運営しており、今回開設するSNSでも、セミナー開催情報や、社会貢献活動事業の紹介など、就職活動中に役立つ情報を発信していく。また、社会に出た後に新たな課題を抱え、数カ月で仕事を辞めてしまう若者も少なくないという状況を踏まえ、コミュニケーションを促進する「コミュニティ」機能や、メッセージ機能のあるSNSの特徴を生かした就職後の支援も展開。同施設を利用し、社会で活躍している若者が集う「YJS巣立ち者限定コミュ」などのコミュニティを設置し、情報を共有していく。
同サービスは昨年4月より公開している横浜の地域SNS「ハマっち!」を運営する民間団体「Y150市民参加プラットホーム推進委員会」が技術や運営面で協力し、OpenSNPという地域SNSの基盤を使って運用されている「ハマっち!」の「のれん貸し」機能を活用している。同委員会は2009年の横浜開港150周年記念イベントを契機に創造性のある市民活動を支援するもので、同サービスを通して若者の市民活動の参加促進を図る。
サービスの対象はYJSに会員登録した人で、登録無料。詳細はYJSサイトから。
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3月閉所の「ヤングジョブスポット」が民間企業支援で再オープン(ヨコハマ経済新聞)