横浜市こども青少年局は子育て家庭応援事業を今年10月より始動するにあたり、事業の愛称を募集している。2009年の横浜開港150周年記念事業として位置付け、「まち全体で子育てを見守る」という新たな文化を横浜の魅力として打ち出す試み。
同事業で展開するのは子育て家庭が、携帯サイトやホームページ上で事前に参加登録を行い、ダウンロードした「登録証」を提示することで、店舗や施設が提供する子育て家庭向けサービスを受けることができる仕組み。市は企業、店舗に参加を呼びかけるほか、買い物中の子ども一時預かりのサービスや授乳室、おむつ替えスペースを備える施設をサイトで紹介、ステッカーなどで示していく。そのほか各企業、店舗がアイディアを持ち寄り、サービスの幅を広げてくという。
同局担当者は「子育て中の母親からは、社会全体で子育てを応援する雰囲気がなく、外出先で困っているときに周りに協力を求めにいという意見が多かった。子育て中はちょっとした心配りだけで勇気が出たり、うれしく感じるという声もあり、人々をあたたかく迎え入れる開放的な『ハマっ子気質』を盛り上げ、横浜全体で子育て家庭を応援したい」と話す。
募集作品は同事業を身近なものとして感じることができ、愛着をもって仕組みを利用、協力できるような愛称。選ばれた作品は参加店舗を示すステッカーやPRチラシなどに使用される。締め切りは8月4日。詳細は同局サイトから。
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