横浜能楽堂(横浜市西区紅葉ヶ丘、TEL TEL 045-263-3055)で8月2日、子ども向け能狂言の特別普及公演「夏休み夢舞台」が行われる。人間国宝5人を含む現代を代表する能楽師がそろい、子どもたちに伝統芸能を体感してもらおうと、低価格で迫力のある演目を上演する。
能は、源頼光の家来である武士たちが「土蜘蛛の精」を退治する「土蜘蛛 千筋之伝」。蜘蛛の巣の糸が舞台上を飛び交い、子どもでも楽しめる演目で、人間国宝の宝生閑さんらが出演する。狂言は、使用人が主人から「猛毒」と聞かされた「附子(ぶす)」の正体を探る「附子」を上演。紫綬褒章受賞者の山本東次郎さんらがシテを務める。
上演時間は14時。チケットは高校生以下S席=4,000円、A席=3,500円、B席=3,000円(同伴する保護者も同一料金)、一般S席=8,000円、A席=7,000円、B席6,000円。