横浜美術館（横浜市西区みなとみらい）は9月に開催されるアートフェスティバル「黄金町バザール」と共催で8月9日、「横浜美術館 夏まつり」を開催する。美術館前の「美術の広場」をメーン会場に縁日やジャズライブを行い、美術館を身近に感じてもらうと共に「黄金町バザール」をPRする。

　「美術の広場」では「アート出会いの縁日」と題して、ぬいぐるみ作家の安部泰輔さんによるワークショップをはじめ「黄金町バザール」に参加するアーティストたちが作品販売を行う。そのほか、横浜を中心に活動するアマチュアミュージシャン「横浜アマチュアコンボバンド連盟」のライブが披露される。

　美術館内では、アーティストスタジオの公開や、J2リーグ横浜FCの選手と一緒に紙のサッカーボールに絵を描く子ども向けイベントや、「美術館に笑いを」をコンセプトにした美術評論が人気の芸人、大山敦士さんによるトークショー、ロックミュージシャンmomokomotion（モモコモーション）さん、活弁士の山田広野さんらによるライブパフォーマンスが行われる。

　開催時間は昼の部＝12時～16時、夜の部＝19時～21時。縁日は入場無料（館内は有料イベントも有り）。

　「黄金町バザール」はかつて特殊飲食店が多数立地していた中区初音町、黄金町、日ノ出町周辺を「文化芸術のまち」として再生させようと、地元住民や大学、横浜市などが共同で企画したもの。9月11日から約2カ月半にわたって京浜急行日ノ出町～黄金町駅の高架下に2カ所のアートスペースを設けるほか、空き店舗などを利用して約20カ所を拠点に開催。約30組のアーティスト、ショップが参加する。

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