BankART Studio NYK内のカフェ併設ギャラリー「BankART Mini」(横浜市中区海岸通)で8月24日より、国際美術展「横浜トリエンナーレ2008」の開催に合わせてアートとメディアについて考える日英通訳付きのトークイベントが開催される。主催はアート・デザインに関する情報をバイリンガルで扱うサイト「Tokyo Art Beat」を運営するNPO法人GADAGO。
同イベントは「GADAGO」が都内で定期的に行っているバイリンガルのトークイベントシリーズ「TAB TALKS」の一環で行われるもの。今回はトリエンナーレ応援企画として9月までの間に横浜で2回、五反田で1回開催する予定。
第1回の8月24日は、「地域のためのメディアデザイン」をテーマに、首都圏のカルチャー情報をバイリンガルで発信するウェブマガジン「REALTOKYO」の編集長で、バイリンガルアート雑誌「ART iT」の発行人兼編集長でもある小崎哲哉さん、TOKYO ART BEAT共同設立者のポール・バロンさん、ヨコハマ経済新聞の杉浦裕樹編集長らインターネット上でカルチャー情報を扱うメディア関係者を招き、横浜に求められているメディアについてディスカッションを行う。
第2回は9月7日に桜井圭介さん(音楽家/吾妻橋ダンスクロッシング オーガナイザー)による日本のコンテンポラリーダンスシーンの紹介、第3回は9月16日で「横浜トリエンナーレ2008」のフォトレポートや、会期中周辺で開催されているイベント関係者によるプレゼンテーションを行う。
同イベントを企画したTOKYO ART BEATの橋本誠さんは「TOKYO ART BEATとして何か横浜で何かできないかと考え、横浜トリエンナーレを応援する意味で企画した。第1回では今、横浜で求められているメディアとはどういうものなのかをクリアにしたい。また、外国人のための情報提供についても他国の事例をもとに検証できれば」と話す。
第1回目の開催時間は13時~16時。入場料は一般=1,000円、学生=800円。
Tokyo Art Beatは、東京周辺のアート・デザインに関するイベント情報、レビュー、 求人情報などを提供するウェブサイトで、2004年に開設。コミュニティ機能を備え、ブログパーツやRSSフィードからもイベントやレビューなどの情報を配信している。携帯電話でも利用できる。
TAB TALKS(TOKYO ART BEAT)
REALTOKYO
海岸通りにカフェ併設ギャラリー「BankART Mini」がオープン(ヨコハマ経済新聞)