横浜の落語文化定着を目指した寄席興行「馬生(ばしょう)ハマ寄席」が8月30日、「横浜にぎわい座」(横浜市中区野毛町)で行われる。8月29日には本公演に先駆けて、横浜文化体育館(中区不老町)で、落語体験教室「落語のおけいこ」も行われる。
今回で2回目の公演となる「馬生ハマ寄席」では、金原亭馬生一門とゲストが毎回出演し、古典落語、踊りの上演だけでなく、公演終了後の出演者を交えた懇親会を開催。広く落語に親しんでもらおうと初心者でも楽しめる構成となっている。今回は、金原亭馬生さん、金原亭馬治さん、金原亭馬吉さん、金原亭世之介さんのほか、芥川賞作家で金原亭馬生一門の荻野アンナ(金原亭駒ん奈)さんも出演する。
8月29日に行われる「落語のおけいこ」は、神奈川出身の金原亭馬吉さんが扇子や手ぬぐいで日常の仕草を演じる「所作」を伝授する。同イベント事務局担当者は「落語は見てみたいけどなかなか寄席に行くチャンスがないという方にぜひ来てほしい。また、体験教室はお子様との夏休み最後の思い出になれば」と話す。
「落語のおけいこ」(8月29日)開催時間は13時30分~16時。参加費は500円(小学生~高校生は無料、未就学児は参加不可。)。問い合わせは馬生ハマ寄席事務局(TEL 045-261-4618)まで。「馬生ハマ寄席」(8月30日)開演時間は13時30分。チケットは3,000円(懇親会は別途必要)。