崎陽軒(横浜市西区高島)は9月1日より、創業100周年を記念して開発した「シルクシウマイ」と「シルクまん」を期間限定で販売する。
商品は、開港以来、生糸の輸出が盛んに行われた横浜の歴史にちなんだもの。「シルクシウマイ」は神奈川県産の「やまゆりポーク」をベースにした具材に、食用シルクのほか、「シルクのようななめらかな食感」を出すためふか(鮫)から抽出した「ふかゼラチン」やあわびソースを加えている。「シルクまん」は同様の具材を入れた一口中華まん。
価格はシルクシウマイ=700円(6粒入り)、シルクまん=600円(12粒入り)。神奈川、東京の店舗を中心に販売する。11月30日まで。
崎陽軒は、1908年横浜駅(現在の桜木町)構内の営業許可を受けて創業して以来、冷めてもおいしい「シウマイ」の開発や、赤い制服の販売員「シウマイ娘」が列車の車窓を売り歩く販売形態などを展開し全国的に知名度を上げた。1996年には横浜駅東口に中華料理のほか3ジャンルのレストランを備えた複合型レストランとなる本店をオープンしている。現在今年4月に迎えた創業100周年を記念して100の企画、プロジェクトを実施する「崎陽軒100周年 100企画」キャンペーンを展開中。