土方巽記念アスベスト館は、10月19日より24日までアスベスト館ウィーク「舞踏の火 舞踏の華」をBankART 1929で開催する。アスベスト館は、舞踏家元藤あき子の活動拠点として50年代より前衛舞踊の最前線を担い、60年代には土方巽が「舞踏」を創造し、芸術のさまざまなジャンルに影響を与えてきた。未発表資料の展示とシンポジウムなどがおこなわれる。1929スペースでの展示は、11時30分より19時30分まで(23、24日は21時まで)で入場料は500円 (ドリンク付)。1929ホールでは19日より22日まで「トーク & 土方巽映像上映」として、ゲストに宇野邦一、唐十郎、黒木和雄、萩原朔美を招き、土方巽映像作品の上映とトークをおこなう。24日(日)には「元藤あき子一周忌によせて」と題し、笠井叡(舞踏)、白石かずこ(詩朗読)、斉藤徹(ベース)のパフォーマンスもおこなわれ、舞踏家大野一雄も立ち会う予定。また同日「渋さ知らズ」と舞踏家による音楽と舞踏のフリーセッションもおこなわれる。土方巽記念アスベスト館