横浜港シンボルタワー（横浜市中区本牧ふ頭D突堤）で9月15日、「シンボルタワー祭り」が開催される。同施設の活性化を目的に年に4回ほど開催している恒例イベントで毎回多くの家族連れでにぎわう。

　イベントでは「横浜市歌」のブルースバージョンを手掛けた横浜在住の作曲家でギターリストの中村裕介さんや、1970年代から活躍したロック・バンド「CREATION」にベーシストとして参加していた小川ヒロさん、平和をテーマに幅広く音楽活動を展開している福山竜一さんのライブをはじめ、フラダンスや古典フラとも言われる「カヒコ」、沖鶴エイサー会による沖縄の伝統芸能「エイサー」のパフォーマンス、サッカー教室などが行われる。そのほか、車出店約100店、手持ち出店約20店が出店するフリーマーケットや、横浜市内の市場や商店街の活性化に取り組む「濱の市」などの協力により「横浜ラーメン」や「カレー」などを提供する飲食店コーナーも設けられる。

　開催時間は9時30分～16時。

　横浜港シンボルタワーは､横浜港に出入りする船舶のための信号所として1986年に完成。航路標識としての名称は本牧船舶通航信号所で、横浜港に入出航する船舶の管制や、近隣を航行する船舶へ海上交通情報の提供するなどの役割を担っている。高さ48メートル超えるタワー上部の展望室からは港を一望できるほか、周辺の緑地公園は市民の憩いの場としても親しまれている。横浜市港湾局の管轄施設で、商船三井興産が管理運営をしている。