2009年に迎える横浜開港150周年を記念して横浜を舞台に制作された映画「大決戦!超ウルトラ8兄弟」の公開に先立ち制作スタッフ、出演者らが中田宏横浜市長のもとへ映画完成報告に訪れた。
同映画は9月13日公開で、横浜市の全面協力により、中華街や山下公園、元町、赤レンガ倉庫など数多くの観光スポットがロケ地となっている。昭和時代のウルトラマンと平成時代のウルトラマンが時代を超えて共演するウルトラマン映画で、監督は多数のウルトラマンシリーズを手掛ける八木毅さん。コンピューターグラフィックス(CG)監督を、横浜在住でデジタルコンテンツと最先端映像のプロデュースをする「デジタルキャンプ!」や、クリエーター向けのイベント「ハマクリ」を主宰する渡部健司さんが担当。昭和40年ごろの横浜の町並みや戦闘シーンなどをCGで再現した。
ウルトラマンティガに変身するV6の長野博さんが横浜市経済観光局観光交流推進課の職員役で出演するほか、横浜マリタイムミュージアム学芸員役でウルトラマンガイアに変身する俳優の吉岡毅志さん、横浜スタジアムのボールボーイ役でウルトラマンダイナに変身する羞恥心のつるの剛士さんのほか、中田宏横浜市長も本人役で登場する。
映画完成報告には円谷プロダクション森島恒行社長や、八木毅監督をはじめ「ハヤタ・シン」(ウルトラマン)役の黒部進さん、「アンヌ」役のひし美ゆり子さん、ウルトラマンティガ、ウルトラセブンが訪れた。報告を受けて中田市長は「全編横浜ロケで、横浜のすばらしい景観が紹介されるので楽しみ。チケットを買って家族で見に行きます」と話した。