横浜酒販協同組合(横浜市中区港町、TEL 045-651-0281)は開港150周年を記念したオリジナルの純米酒「濱(はま)の雫(しずく)」を10月1日より、市内酒店で販売する。販売数は限定3,500本。
同商品は、神奈川県足柄産の酒造好適米「若水」と名水と呼ばれる丹沢山系の水を使用したもので、きれのよさとうまみが特徴の辛口純米酒。酒造は「川西屋酒造店」(足柄上郡山北町)。横浜酒販協同組合の小柳新一さんによると「商品の設計から製造、パッケージまですべてを自分たちの手で行った完全オリジナル商品」とのことで、ボトルの色はベネチアンブルー、ラベルのイラストを神奈川区在住の井上義雄さんが、商品名「濱の雫」の文字は青葉区在住の袴田ひとみさんが担当した。
商品名は名称募集に寄せられた約980点の中から選ばれたもので、相模原市在住の宮下清之さんの作品。宮下さんは「横浜が持つ何百年の歴史を、雪解け水から始まり何十年もかけて湧き水となった丹沢の水に重ね合わせた。歴史も原料となった水も一滴から始まることを表現した」と話している。
予定価格は1,680円(720ミリリットル)。