「シネマ・ジャック&ベティ」(横浜市中区若葉長、TEL 045-243-9800)で10月11日、劇場内のスクリーンを使ったオールナイトパフォーマンス企画「夜のコガネムシ」が開催される。主催は同映画館を運営する「エデュイットジャパン」で、横浜にゆかりのあるアーティストを中心にミュージシャンや詩人など14組が出演する。
同イベントは、黄金町唯一の名画座となる「ジャック&ベティ」と、さまざまな文化が交錯しにぎわいのあった周辺エリアの活気を取り戻そうと企画されたもの。開催は昨年に続き2回目。
今年はVJのコケカキイキイさんによるスクリーンを使った映像パフォーマンスをはじめ、横浜スタジアム前の自作ステージで演歌を歌う横浜の名物おじさんや、横浜を拠点とする劇団「劇★派(げきは)」、伊勢佐木町でストリートミュージシャンとして活動していた佐野智彦さん、ブルースデュオ「koji&satoshi」などが出演する。そのほか、初の試みとしてジャック&ベティ制作の短編映画「J&B殺人かもしれない事件」も上映。同館スタッフが監督を務め、支配人の梶原俊幸さんらが出演する。
イベントを企画した「ジャック&ベティ」の小林良夫副支配人は「昨年に引き続き出演するメンバーに加えてレベルの高いアーティストが多数参加する予定で、質の高いイベントとなることが期待できる。今後も映画以外の企画にも積極的に取り組み、横浜で地道に活動するアーティストたちを応援したい」と話す。
開催時間は23時~。チケットは1,800円(1ドリンク付き)。