ZAIM(横浜市中区日本大通)で10月11日より、国内外のアーティストによる「音と光」をテーマにした写真や映像、立体作品の展覧会「Sound&Vision vol.3 -Reflect-」が開催されている。主催はYCAPなどZAIMを拠点とするアート関連団体を中心としたSound & Vision vol.3 実行委員会。
同展は「目に見えないもの」をコンセプトに昨年2回行われたもので、3回目となる今回は規模を拡大しアーティスト40組以上が参加。展示だけでなく、レクチャーやライブ、シンポジウムなどを展開している。
展示作品は、横浜を拠点に現代美術映像作品のアーカイブを手がける「ミアカビデオアーカイブ」によるインスタレーションアーティスト5人の作品上映や、あらゆる「境界」を映像によって表現するため世界中のアーティストがその国ならではの境界線や壁面の映像を撮影した「不定義な境界」、サウンドデザインを手がける川崎義博さんによる空間インスタレーションなど。
そのほか、10月25日には横浜を拠点とするビデオアーティスト瀧健太郎さんと大江直哉さん、ピアニストの寒川晶子さん、コンテンポラリーダンサーの伊達麻衣子さんによるユニット「MIHARI」が、映像と実物を交差させデジタル化する現代の世の中に問いかける即興パフォーマンスを披露する。
開催時間は11時~19時(金曜・土曜は20時まで)。10月25日のパフォーマンスは17時~18時30分。入場無料。