市内15区にわたり商店街を巡る「黒船物見遊山」ウォークラリー

昨年の「黒船物見遊山横濱商街ウオークラリー」の様子。参加証として配布される木札に各チェックポイントで記念スタンプを押してもらえる。

昨年の「黒船物見遊山横濱商街ウオークラリー」の様子。参加証として配布される木札に各チェックポイントで記念スタンプを押してもらえる。

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 横浜市内各所の商店街を巡る「黒船物見遊山横濱商街ウオークラリー」が10月26日に開催される。江戸時代末期、黒船を見るために庶民たちが海まで歩いて行ったというエピソードにもとづいて街や商店街の活性化を目的に企画されたもの。主催は地元の商店街関係者らで構成する「黒船物見遊山実行委員会」。

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 同ウオークラリーは2006年にスタートし今年で3回目の開催を迎えるイベントで、昨年は悪天候の中約200人もの人が参加し、11区にわたる4コースを歩いた。今年は規模を拡大して、15区をまたぎ鶴見銀座商店街と戸塚駅前2つのゴール地点を目指す4コースを設ける。各ルートにチェックポイントを設けてそれぞれ全ポイントをまわった人に記念品が贈呈されるほか、当日は各商店街でさまざまな催しを展開し、参加者を迎える。

 同実行委員会の片山大蔵さんは「今年はイベントを告知する前から開催日の問い合わせがあるなど、イベントが定着してきたことを実感している。参加された方の声を聞くと、コース上を迷いながら歩くのも楽しみ方のひとつとなっているようです。是非、多くの方に参加していただき、横浜開港150周年を迎える来年は、全区(18区)にまたがるコースで開催できれば」と話す。

 鶴見銀座商店街を目指すコースは、京浜急行杉田駅駅ビル「プララ杉田」をスタートして、磯子区の浜マーケットや、本牧本郷町商栄会、中央卸売市場、キリン横浜ビアビレッジなどを巡る「贅沢三昧海の道コース」(24キロメートル)と、あざみ野駅前をスタートし、都筑区のえだきん商店会、崎陽軒横浜工場、六角橋通商店街、キリン横浜ビアビレッジを巡る「YOKOHAMA七変化エコライフコース」(23キロメートル)。ゴール地点では沖縄エイサーやフラダンスなどが披露される。

 戸塚ラピス商店会を目指すのコースは、中山、ズーラシア、追分市民の森、瀬谷、三ツ境、希望が丘を巡る「濱の緑を満喫、空気がおいしいコース」(23キロメートル)と、西谷商栄会、和田、天王町、松原、藤棚、弘明寺の各商店街でプレゼント企画を実施する「歩いて!当てて!ハマる下町散策コース」(24キロメートル)。ゴール地点では60人が参加する阿波踊りなどが披露される。

 開催時間は9時ごろ~17ごろまで。参加無料。途中参加も可能。詳細は「黒船物見遊山横濱商街ウオークラリー」サイトから。

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