日本大通りの創造拠点「ZAIM」で11月30日まで、写真家の橋本浩美さんの写真展を開催している。主催は横浜トリエンナーレサポーターBTガイドブックプロジェクトと横浜市芸術文化振興財団。
同展は、横浜トリエンナーレ2008の市民による支援グループ「横浜トリエンナーレ・サポーター」の有志25名が企画・取材した、雑誌・美術手帖増刊「アートシティ・ヨコハマガイドブック ~横浜トリエンナーレの街を歩く」(美術出版社)のために、2008年7月から8月にかけて市内で撮影した2,000カットの写真から選んだ「横浜の美景」をオリジナルプリントで展示するもの。
橋本浩美さんは、横浜生まれで南区在住。桑沢デザイン研究所グラフィックデザイン科、写真研究科を卒業後、写真スタジオで広告写真撮影を学ぶ。その後、ニューヨークやシカゴで活動し、帰国後、コマーシャルフォトグラファーとして国内外で幅広く活動している。展覧会開催について橋本さんは「写真作品のプリントは、最高級写真画質ピクトラン(和紙)を使用しました。通常の写真光沢紙では得られない独特の風合いと色見の美しさをご覧下さい」とメッセージを寄せている。
11月22日には、橋本浩美さんのほか、同雑誌の取材にかかわった、横浜在住のトリエンナーレ・サポーターの高村典子さん、檀原照和さん、横関和子さんが参加する「写真家&ネイバーズトーク」イベントを開催する。開催時間は16時から18時。
「アートシティヨコハマガイドブック」は、トリエンナーレ会場や参加アーティストの紹介のほか、美術ジャーナリスト村田真さんの寄稿によるトリエンナーレ2008の見どころ紹介をはじめ、横浜ベイエリアで行われている「フリンジ企画」や、横浜のアートシーンを支えるアートスポットやカフェ、レストラン、歴史的建物などを、取材に協力したサポーターが取材して作成した。
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展覧会の開催時間は11時から19時。展覧会・トークイベントともに参加費は無料。