日本写真協会は、2008年「日本ブラジル交流年」記念行事として「ブラジルの現代写真表現」展を日本大通りの創造拠点「ZAIM」別館2階で開催している。
同展では、ZAIMで貸し暗室事業に取り組んでいる横浜の写真NPO「ザ・ダークルーム・インターナショナル」の協力を得て、日本人ブラジル移住100周年を記念する日本ブラジル交流年にちなんで、現代のブラジル写真界を牽引する写真家10名の作品約100点を展示している。
出展作家は、ミゲル・チカオカさん、パウラ・サンパイオさん、ルシオ・カルヴァーリョさん、ロドリゴ・ブラガさん、アンドレ・ヴィエイラさん、 ブルーノ・ヴェイガさん、ラロ・デ・アルメイダ、ギ・ヴェローゾさん、クリスチャン・クラーヴォさん、ティアーゴ・サンターナさん。
また、同じくZAIM2階で、ワンダーアイズプロジェクトの主催により、21世紀を生きるブラジルの子どもたちのまなざしを集めた写真展「ワンダーアイズ ~未来につなぐ子どもたちのまなざし~」も開催されている。ブラジルの都市リオや、アマゾンの先住民地域、砂丘のある漁村など、多様な風土や文化を背景に、子どもたちが撮影した写真によりブラジルを紹介する。
開催時間は11時~19時(最終日は16時まで)で入場は無料。開催は11月26日まで。