横浜市は、個性と魅力ある都市づくりに向けて、新しい景観形成の仕組みについて検討することを目的に「横浜都市景観形成研究会」を設置し、今年度中に一般公開のフォーラム形式で5回の研究会を開催する。第1回目は10月23日、BankART1929 馬車道にて「サスティナブル・シティの都市景観 ~クリチバと横浜~」をテーマに、ブラジル南部の都市「クリチバ」の市長を3期にわたり務め、短期間でクリチバを「環境人間都市として世界で最も成功した」と言われるまでに成長させたジャイメ・レーネル氏(現 国際建築家連合会長)をゲストに迎えて開催する。「クリチバにおける取組」を紹介する講演ののち、レーネル氏は中田市長と対談、その後横浜の景観をテーマに専門家によるワークショップを行う。研究会出席者はレーネル氏の他に、岩村和夫氏(武蔵工業大学教授)、高橋志保彦氏(神奈川大学教授)、菅孝能氏(山手総合計画研究所代表取締役)、南條洋雄氏(南條設計室代表取締役所長)、嶋田昌子氏(NPO法人横浜シティガイド協会代表)、木下眞男氏(横浜市都市計画局長)、国吉直行氏(横浜市都市計画局上席調査役)。開催は15時から18時30分まで。一般参加は先着50名まで、参加費は無料。問い合せは横浜市都市計画局都市デザイン室(TEL 045-671-3850)まで。横浜市都市計画局