横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港)は12月6日から2009年2月15日までの72日間、毎年恒例となった冬季限定スケートリンクを設置し「アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫」を実施する。
4回目となる今年は、赤レンガ倉庫1号館に隣接するイベント広場に23×40メートル、氷の厚さ7~9センチのスケートリンクを設置。カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭で上映経験を持つ映像アーティスト「SHIMURABROS.(シムラブロス)」が、「Hibernation-冬眠」をテーマに、鉄骨と12枚の液晶パネルを使い、スケートリンクの氷の下などに設置したLED照明と共鳴する青白い幻想的な空間を演出する
シムラブロスは、横浜を拠点にメディアアートやインスタレーションなどの映像表現を行うユカ&ケンタロウによる姉弟ユニットで、独自に新たな映像装置を創作し、新しい形の映像作品を発表している。今年7月から8月にかけて日本大通りの「ZAIM」で行われた「エレクトリカル ファンタジスタ2008」では特殊なフィルムを使った映像作品「X-RAY TRAIN」を出展。また、10月に「BankART studio NYK」で個展、11月に「横浜アート&ホームコレクション展」で作品を展示・発表している。
期間中、初心者向けと経験者向けにスケート教室も行われる。
開催前日の12月5日は、14時30分~16時と18時30分~20時には入場料無料のフリー滑走と、17時から挨拶や概要説明などのセレモニーが行われる。
開催時間は、平日=13時~22時、土曜・日曜・祝日=11時~22時(12月24日は11時~24時、31日は11時~翌5時。1月1・2・3日は11時~22時)。入場料は、大人=500円、小人=400円、幼児=300円(貸靴料=500円、付添観覧料=200円)。