横浜都心臨海部の物流輸送の円滑化や市民が憩えるウォーターフロントの利便性の向上など道路交通ネットワーク機能の強化を目的として整備を行っていた「臨港幹線道路」が、12月1日に開通した。
新たに開通した臨港幹線道路は約1.2キロで、西区のみなとみらい地区のマリノスタウン付近から、神奈川区の横浜市中央卸売市場(山内町)を通り、高層マンションが立ち並ぶコットンハーバー地区(橋本町)や瑞穂地区が結ばれ、既に開通している区間と合わせると、赤レンガ倉庫前の新港地区から瑞穂地区間の約3.2キロが結ばれ、横浜都心臨港部の交通がさらに便利になった。
市では、臨港幹線道路の開通に合わせ、新設された3つの橋の名称の投票を行い、市民から寄せられた703通の投票により、「瑞穂大橋」、「コットン大橋」、「みなとみらい橋」と決定した。瑞穂地区側から、海上に架けられた「コットン大橋」を渡る際には、みなとみらい地区のランドマークタワーやインターコンチネンタルホテルなどの景色が一望できる。