伊勢佐木町商店街は12月7日、伊勢佐木町6丁目でエコロジーをテーマにしたイベント「エコロジーイセザキ」を開催する。
イベントは、伊勢佐木町商店街で8年前から実施しているごみ削減や資源再利用などのエコロジー活動の一環として開催するもので、NPO法人よこはま里山研究所の協力のもと横浜市や神奈川県の農家でとれた朝採り地場野菜や果物の即売会「イセザキ地モノ市」、横浜市内の産廃業者が飲食店から回収した残飯でつくったリサイクル飼料で育てた豚のとん汁の販売、不用品からアクセサリーなどをつくる手作り体験コーナー、資源循環局中事務所と中区役所による「G30啓発コーナー」のほか、慶応大学の環境サークル「E.C.O.」の学生による、自然エネルギーからの電力作りや牛乳パックを使った紙すき体験などが行われる。
また、スタンプラリーも実施し、参加者にはエコグッズや「地モノ市」の買い物券、中区のマスコット「スインギー」のバンダナや、「ヨコハマはG30」を合言葉に横浜市が進めているごみの減量運動のマスコットキャラクター「へら星人ミーオ」のミニタオルなどを抽選でプレゼントする。
伊勢佐木町商店街エコ委員会の西沢利幸委員長は「地球温暖化の問題や資源の枯渇など地球環境問題は危機的状況。一つの商店街でできることは限られているが、お客様に楽しみながら環境問題を考えてもらうことや、地産地消の働きかけを続けていきたい。この取り組みが長い目で見て地域や商店街にプラスになっていけばいいと思っている」と話す。
前日の6日には「イセザキモール4st.」で、「イセザキモールクリスマスコンサート」として、ラテンダンスの佐藤拓さんと竹之内舞美さんによるダンスと地元住民などで構成するラテンビッグバンド「ハーバーライツオーケストラ」や、ハンドベルの演奏などが行われる。開催時間は13時から。