社会還元型経済づくりを目指すスマイルメイト倶楽部は12月7日、チャリティー・フォーラム「PICORAプロジェクト2008 in 横浜『次世代への贈りもの』」を、BankART1929 Yokohamaで開催する。
同フォーラムは、地球温暖化防止策ともなる二酸化炭素を酸素に戻す植林・植樹活動を横浜から広げていく活動の呼びかけや、企業と市民活動団体とのマッチングなどを目的に開催される。
環境ジャーナリストである江原達怡さんの総合司会により、1部で「人と自然との共存 ~横浜から緑を育む人をつなぐ~」をテーマに職業訓練校で職人としての技能伝承に力を注ぐ建築大工技能士の関野文昭さんの講演。2部では「古き良き港町・横浜」をテーマに、写真家の森日出夫さん、音楽家で「横浜市歌~ブルースバージョン」を歌う中村裕介さん、川勝陽一さんによるトークと音楽ライブを行う。
また、会場内では、子供達を支援する活動に資金を提供しているNPO法人神奈川子ども未来ファンド、保健所から犬を引き取り里親を探して犬の命を救う「DogShelter」、海外協力隊の活動を支援する「協力隊を育てる会」がブース出展し、それぞれの活動をPRする。森日出夫さんの写真集とポストカード、中村裕介さんのCD、江原達怡さんの著作「死に向かう地球」なども販売され、収益の一部は、神奈川子ども未来ファンドに寄付される。
スマイルメイト倶楽部事務局の西澤和芳さんは「たとえば木は保護するばかりでなく、植林・伐採・植林を繰り返すといったように手をかけなければ森となって広がらない。そういったことをまだ知らない一般の方に、知っていただくきっかけのイベントになればと思う。そのためにも、音楽やトークも盛り込んで肩に力の入らないフォーラムにするつもりです。市民活動が盛んな横浜から、発信できれば」と話す。
開催時間は14時から。入場無料。